寒中お見舞い申し上げます。
2020年もよろしくお願い致します。
大学3年生の頃に初めてロクロで磁器の大物にチャレンジしました。
大皿や大鉢は大きな甕板をロクロの天板に取り付けて制作します。当時、合板を木工室で丸くカットして製作しましたが、中心が少しずれていて使いにくいものでした。
当時の物が奇跡的にまだ残っており、年明け早々リファインして使用することにしました。
適度に板の表面が磨かれて使いやすい甕板です。
板も裏にはマジックで書かれた学生番号がはっきりと残っています。
二十歳過ぎの学生が初めてロクロを挽き初めてから、二十年近く経ちました。
若い頃の様々な思い出が詰まったこの甕板をこれからも使い続けたいと思います。